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オレゴンには都会のような派手なものはないけれど、ひっそりとあまり主張しない有名なものがいくつかあります。

今回3連休だったので、オレゴン州の海岸沿いの「デポベイ」という小さな町に「世界で一番小さな港」を見てきました。でもこの港、車が通る道からすぐに見える所ではなく、ちょっと奥まった所にあったので私たちは何度も何度も車で通り過ぎてしまい、諦めて帰ろうとしてたときに、やっと見つけることができたくらい、確かに小さな地味な港でした(笑)

でもデポベイはアラスカとメキシコの間に当たる位置でクジラの回遊ルートらしいのでホエールウォッチングの名所でもあるので夏場はクジラを見る観光船が出るそう。それにしてもデポベイの海岸や岩場の景観はカルフォルニアやフロリダのようなリゾート地とは違い、「わびさび」が感じられるので、しばらく海をボーっと眺めて癒されました。そうそう、私にとってオレゴンって、つまり「癒される」場所なんだと思います。都会のように何でも揃ってて刺激があるわけでもなく、何かが強く心に突き刺さるっていうわけではないんですが、人々はみんな優しくて、のーんびりしてて、困ってたらすぐ助けてくれるので、雨が多いのさえ我慢できれば居心地はいいところだなと思います。

そんなオレゴンで、あまり主張しない、この小さな港って、考えてみればオレゴンの象徴なのかもしれません。オレゴンに来たら、是非一度、デポベイの海をボーっと眺めてみてください。私が言ってる「癒される」という感覚が、きっとわかってもらえるんじゃないかな~と思います。

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