英語には多少自信があったのにアメリカに来てみたらほとんど通じずかなりショックでした。でも毎日押し寄せる英語のシャワーを浴びて、何とか答えないといけないと焦る毎日でしたが、ゆっくり言って欲しいと相手に頼めばいいんだよとホストアザーにアドバイスされたことで肩の荷が下りて、それからは正直に自分が聞き取れないことを相手に伝えることにしました。するとほぼアメリカ人の全員が私に対してゆっくり話してくれたり、わかるまで笑顔で待っててくれたりしてくれたので、気持ちが落ち着きました。そして少しずつ聞き取れて、答えることも通じるときが増えてきたら、やっと相手と心が通い合った気がして感動しました！でもこれは、最初からペラペラ通じてしまっていたら体験できなかった喜びだと思います。最初話せなかったからこそ味わえたことだと思います。失敗は成功の基！をアメリカで体験したことより、失敗してもいいんだと思えるようになりました。

高校時代に留学したかったのだが色々な事情によりそれが叶わず、高校卒業後、大学に行く前の春休みに卒業旅行を兼ねて夢だったアメリカに語学研修とホームステイを体験しに行った。最初はホストファミリーと英語で話すのが苦痛でしかたなかった。しかしこのままだと何も話さないうちに2週間が経ってしまい、日本に帰国することになってしまうと感じ、何でもいいから単語を口にしよう！と決めて、とにかく自分から話すようにした。そうしたらファミリーがとっても嬉しそうに答えてくれた。週末にビーチに行ったりバーベキューパーティーをやったり、キャンプで泊まったとき、夜空の星がとてもきれいで驚いた。国が違っても意思疎通ができることを実感できたのは大収穫だと思う。またいつかポートランドに来てみたいと思った。

もともと人見知りの性格だったので、最初はだれとも話せず、しかも英語がわからず、毎日学校でつまらなかったし、日本に帰りたいと思っていたのですが、現地校の高校生や先生が根気よく自分に話しかけてくれたおかげで、だんだん友達が出来てきて、途中から「もっとアメリカでたくさんの人と話してみよう！」と思うようになり、毎日が楽しくなりました。アメリカに来て初めて知らない人に自分から話しかけて、日本にいたら絶対にしなかったことを出来たことに自分でも驚いています。日本に帰っても、このことは一生忘れないと思います。